専用システムを活用して勉強会を開催するには
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終末期ケア上級専門士は、終末期を支えるメンバーを【育む】プロ!
終末期ケアの学識や知識の習得だけにとどまらず管理的・社会的な観点も兼ね備えた組織運営・教育など、チームマネジメントにも力を発揮できる役割モデル。
それが終末期ケア上級専門士です。
今回は、実際に勉強会を開催する方法についてご紹介します。
終末期ケア上級専門士になったらできること
1.ココリンク内における自主勉強会の企画・開催ができる!
異なる職種の終末期ケア上級専門士と、お互いの意見や情報の交換をし、より豊かな価値のある学びを自由に行える場所を作ってみませんか。
2.当協会の講義システムを利用して自施設で勉強会を実施できます!
勉強会のスライド・原稿が利用できるため、難しい資料作成に時間を費やすことなく、勉強会が実施できます。
思い立ったが吉日!
まずは自施設で終末期ケアの知識や、皆さんの熱意を伝える勉強会を実施してみましょう。
終末期ケア上級専門士専用システムの活用
終末期ケア上級専門士専用ページ内では、勉強会をサポートする2つのシステムが利用できます。
①終末期ケア上級専門士、勉強会資料
自施設での勉強会の資料として、当協会のスライド・原稿・動画の利用ができます。
3つのポイント
1.資料作りに時間を取られない
2.インターネット環境があれば、すぐに資料を開いて使用可能
3.あらかじめ資料をダウンロードしてオフラインで使用可能
②終末期ケア上級専門士、イベント開催登録
終末期ケア上級専門士の方は、アプリ「ココリンク」内で全国の終末期ケア専門士・終末期ケア上級専門士向けの勉強会やイベントを企画・開催できます。
3つのポイント
1.専用ページで簡単に登録ができる
2.登録したイベントはココリンクのイベントページに表示される
3.全国のココリンクユーザーの終末期ケア専門士・終末期ケア上級専門士に呼びかけることができる
勉強会の資料を準備する
勉強会資料は、終末期ケア上級専門士専用ページ内にあります。
1.まずは専用ページにログインします。
2.勉強会資料一覧を開き、各カテゴリーの中から使用する資料を選択します。
3.オンライン環境では、スライド使用をクリックするとすぐにスライドがスタートします。
それぞれのスライドには台本があるため、台本に沿って進めていくことができます。
4.オフライン環境で勉強会を行う際は、オンライン環境下であらかじめスライドをダウンロードしておきましょう。
また、台本・配布資料などの印刷もオフラインではできないので、あらかじめ印刷しておきましょう。
(※現在準備中のカテゴリーもあります)
所属施設で勉強会を行う意義
終末期ケアは、緩和ケア病棟だけに求められるものではありません。
どの分野においても終末期の患者さんのさまざまな苦痛の緩和や、ご家族へのケアは、とても大切です。
でも、実際は、終末期の患者さんにどのようなケアを行えばよいのか、悩むことが多いのではないでしょうか。
そのような悩みを抱えている後輩やスタッフと、知識や看護観を共有してより良いケアを患者さんに提供できるよう、終末期ケア上級専門士の皆さんがチーム育成のサポートをしていきましょう。
勉強会を通して、新人ナースは、終末期ケアの大切さを学び、知識の習得と終末期ケアに必要なものは何かを考える機会になるでしょう。
また、中堅ナースを交えたグループワークなどで、お互いの看護観を語り合いながら、より深く終末期ケアについて探求していくことも良いでね。
スタッフの底力が向上することは、患者さんやご家族への充実したケアに、必ずつながるはずです。
そして、「人に伝える」ことは、知識を確かなものとして定着させ、自分自身の成長になることでしょう。
今後、終末期ケア上級専門士限定のイベントも予定していまきす。
2024年2月22日(木)には、終末期ケア上級専門士が講義を行うために必要な知識を学べるイベントを開催します!
詳細はココリンクをご確認ください。
【終末期ケア専門士】について
終末期ケアを継続して学ぶ場は決して多くありません。
これからは医療・介護・多分野で『最後まで生きる』を支援する取り組みが必要です。
時代によって変化していく終末期ケア。その中で、変わるものと変わらないもの。終末期ケアにこそ、継続した学びが不可欠です。
「終末期ケア専門士」は臨床ケアにおけるスペシャリストです。
エビデンスに基づいた終末期ケアを学び、全人的ケアの担い手として、臨床での活躍が期待される専門士を目指します。
終末期ケア、緩和ケアのスキルアップを考えている方は、ぜひ受験をご検討ください。