第1回 ブランディングに初挑戦!終末期ケア専門士擬人化プロジェクト!

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12月3日に、「ブランディングに初挑戦!
終末期ケア専門士擬人化プロジェクト!」
セミナーを実施しました。
『ブランディング』って巷でよく聞くけど
医療や介護には関係ないよね…。
とおもっている方が多いと思います。
まったくそんなことはありません。
医療や介護にかかわる私たちこそ
【ブランディング思考】を身につけ
組織マネジメントに
力を発揮することができるのです。
「こんなふうに自分たちを認知してもらいたい」
「こんな存在でありたい」という
方針や理想を明確にすることが
組織マネジメントの第一歩です。
チームビルディングの前に、
「チームブランディング」が
非常に大切なのです。
今回は、JTCAデザインアドバイザーの
株式会社カワッタデザイン
代表 河田悠輝 様を
講師としてお迎えしました。
河田様はデザイナーという仕事をする際に、
相手がどこへ向かいたいのか
誰からどう認知してもらいたいのか
を引き出し、共有したのち
デザイン制作を行っておられます。
この思考過程は、医療や介護の世界にも
大いに役立てることができます。
日本終末期ケア協会の代表理事で、
認定ブランドマネージャーでもある
岩谷真意がファシリテーターとして
進行しました。
ブランディングとはなにか?
まずは、ブランディングとはなにか?について
河田先生からの講義を受けました。
また、本日は3回のグループワークを実施しました。
グループワークの内容は、
- 終末期ケア専門士として関わる対象は誰?
- 終末期ケア専門士としてどうなりたい?理想は?
- 理想と現実のギャップをさがして、取り組めることは?
グループワークで出てきた
キーワードをもとに
終末期ケア専門士としての
立ち振る舞いや行動、自分の在り方を
見出していきました。
おわりに
本セミナーは3回シリーズで行います。
引き続き、インナーブランディングや
パーソナルブランディングについて
学びながら自分たちが
どう役立つ存在になれるのかを考えていきます。
実は、医療者や介護者は
ブランディングが得意な職種です。
ブランディングの土壌は
安心と対話から形成されていくからです。
アンケートでは
このような意見をいただきました。
- 他職種の方の意見は参考になります。コミュニケーションの大切さを、改めて感じました。
- グループワークで普段出会えない方々の考えや体験を聞くことができて、とても有意義に過ごすことができました。次回も楽しみです。
- グループワークで、対話の大切さの話になりました。他職種、患者・家族、ともに何気ない会話を積み重ねていく日常のひとつひとつを大切にしていきたいと思います。
- 遠い目標ではなくて、すぐそばにある小さな日常のことに対して、学んだことを生かして自分ができることをコツコツやっていこうと思います。
2月、4月のセミナーに参加される方
皆さんとのディスカッションを
楽しみにしています!