渡辺裕子先生よりメッセージをいただきました!
2021.12.24
協会情報
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家族看護を基盤とした地域・在宅看護論 第5版
渡辺式家族看護研究会副代表の渡辺裕子先生より当協会へ直筆メッセージをいただきました。
この書籍は、家族看護を学び始めた看護学生にもわかるように難しい言葉ではなく、ストーリーとして理解できるようなテキストとなっています。
「病気の人」ではなく、「生活する人」として困りごとや可能性に目を向けてご本人や家族の力を引き出していくことがこれからのケアの現場には求められます。
その土台は、「その人の持つ力を信じる」ところから始まるのではないでしょうか。
「その人の持つ力を信じよう」とおもっていても、信頼や思いやりだけでは主観に偏ってしまいます。
『人々の暮らし』『家族というシステム』を理解し、知識・理論・アセスメントツールを活用することで見つけられることもあります。
知識・理論・アセスメントツールは、目的ではなく手段です。
「家族の力を引き出す」という目的のために、知識・理論・アセスメントツールをケアの味方に、そして、自分たちの強みにするのです。
いつか、渡辺裕子先生と家族支援についてゆっくりお話しできる時間を持ちたいですね。
渡辺裕子先生、温かいメッセージをありがとうございました。