家族支援をアップデート!~いまを生きるイロトリドリな家族のカタチ~

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以前、終末期ケア専門士約150名を対象にオンラインで開催した「第11回JTCAセミナー」についてご紹介します。
テーマ
家族支援をアップデート!~いまを生きるイロトリドリな家族のカタチ~
講師
日本赤十字社愛知医療センター
名古屋第一病院
家族支援専門看護師
中村 剛士 先生
家族とは?
前半は、以下について講義していただきました。
家族のイメージ
家族の特性や捉え方
講義で挙げられた内容は、以下の6点です。
- 「良い家族」を思い浮かべがち。関係性の良くない家族など、さまざまな家族がある
- 家族の一員の変化は家族全体の変化へと広がっている
- 家族一人ひとりで考えるのではなく、協力体制を整えると、より良いケアの体制となる
- 家族の一員に何かあった場合、家族自ら行動し、解決しようとする
- 家族の一員に起こった問題は、他の一員にも影響を及ぼしてしまう
- 家族一人ひとりには「教える」、「教わる」などの役割(階層性)がある
家族には、様々な特性があるのですね、皆さんが思う家族のイメージと比べていかがでしたか?
あなたにとって家族とは誰なのか? グループワークで話し合いました!
その後は、前半の講義で考えた家族のイメージを膨らませて、「あなたにとって家族とは誰なのか?」についてグループワークで話し合っていただきました。

「なぜその人は家族なのか?」
「家族に求めるものはなにか?」
「家族がいると幸せなのか?」
などの皆さんが考える家族のイメージを共有することができました。
家族支援の必要性
後半は以下について講義していただきました。
家族はイロトリドリ なぜ家族支援が必要なのか?
まとめとして押さえておきたい内容をご紹介します。
・家族は小規模化しているが、多様化は進んでいる
・在宅医療が広がっている一方で、家族にはさまざまな問題がある
・家族への健康に対する援助や新しい関係を築く援助などを行い、家族一人ひとりに目を向ける必要がある
現代の家族はイロトリドリであることや家族支援の大切さについて理解が深まりました。
参加した皆さまの感想
Aさん
それぞれ家族との関係性は違うことを認識する必要があると改めて感じました。
自分の価値観を押し付けることなく患者さんに寄り添うよう心がけます。
Bさん
家族支援について家族の価値観も知ることが大切であること、また冷たく感じる家族にもそれぞれの考えがある事、客観的に見ることが大切であることを学びました。
Cさん
家族看護の重要性を再認識しました。
家族の在り方は人それぞれであり、それをあるがままに受け入れることの大切さを学びました。
今後もさまざまな角度や方法で学びの体験を作っていきたいと思いますので、終末期ケア専門士の皆様のご参加をお待ちしております。