終末期ケア専門士
とは

ABOUT SPECIALIST

ABOUT SPECIALIST

終末期ケア専門士とは

臨床ケアにおけるスペシャリストを目指します。

エビデンスに基づいたケアの実践をおこない、患者・利用者様の一番近くで「支える人」を育成します。終末期ケアについて基礎から学ぶことができ、エビデンスがまだ十分に確立されていない分野の現状も知ることができます。必要なケアには個人差があり、必ずしもエビデンスが有効な手段であるとは限りません。しかし、エビデンスを知ったうえでケアの引き出しを増やすことは個別性のあるケアの実践につながります。

また、終末期ケアでは、答えが明確に出せない問題も多く、解決方法を見出すことが難しいケースに遭遇します。当協会では、倫理観を育成するプログラムを組み、「お互いの違いを認める」・「ありのままを受け入れる」・「ケアをする自分自身のことも認める」感性を養っていきたいと考えています。

ABOUT ADVANCED SPECIALIST

終末期ケア上級専門士とは

終末期ケアの学識や知識の習得だけにとどまらず、チームマネジメントにも力を発揮できる役割モデルを目指す資格です。チーム管理・下位者教育などを通して、組織と人を「育む人」を育成します。
教育・リーダーシップ・対人コミュニケーション・問題解決能力・分析力・ストレスマネジメントなどについて学習し、チーム運営をするうえで必要なマネジメント能力を養います。終末期ケアは多職種が一つのチームとして協働し、さまざまな価値観をもったメンバーが集まります。一人一人の能力がいくら高くても、人を生かし、チームのパフォーマンスを発揮できる配慮ができなくては優れたチームとはいえません。

チームマネジメントをするうえで一番大切なことは「自分を知ること」です。自分の「長所・短所・思考と感情のクセ」を知ったうえでチームマネジメントを行うと、チームメンバーの心情に寄り添ったコミュニケーションができます。感性の豊かさと論理的視点を兼ね備えている、そんな役割モデルを目指していきましょう。

ABOUT ADVANCED INSTRUCTOR

JTCAアドバンスインストラクターとは

地域貢献活動を通して社会に働きかけることができる資格です。

多死社会を迎えるわが国での「地域に根差した専門アドバイザー」として幅広い活躍が期待できます。医療・介護従事者のみならず、社会的な役割をもって、終末期ケアを「伝える人」を育成します。
アドバンスインストラクターには、看護師・介護福祉士・栄養士・リハビリ専門職・ケアマネなど多職種が在籍します。自分とは違う職種のアドバンスインストラクターと協働し、病院・施設・地域等において、勉強会や研修の企画・運営をおこなうことも可能です。

また、当協会に届いたアドバンスインストラクター宛の仕事の依頼を受けることができます。依頼内容に応じてご希望の業務に参加することができます。当協会からもアドバンスインストラクターに仕事の依頼をすることがあります。
さらに、当協会には、地域・職種をこえた『コアメンバー』がおり、協会の学習プログラムなどについて企画・運営に携わる役割を担っています。その『コアメンバー』に昇格できるのも、アドバンスインストラクターのメリットとなります。
このように、組織や地域をこえて活動ができ、かつ仕事につなげることができるため、ご自身の新たなやりがいや目標をみつけることができます。なににチャレンジするのかはあなた次第です。

STEP UP

JTCAのステップアップ方式

1年後

終末期ケア専門士
臨床ケアにおける
スペシャリスト
『支える人』

1年後

終末期ケア
上級専門士
組織運営・教育など
チームマネジメントに
おける役割モデル
『育む人』
JTCAアドバンス
インストラクター
地域貢献活動を通して
社会に働きかける
『伝える人』

日本終末期ケア協会認定試験:
ステップアップ方式

公式テキストのご案内になります。

2020年4月JTCA公式テキスト販売 2020年4月JTCA公式テキスト販売

終末期ケア専門士【公式テキスト】
目次

Ⅰ.概論
  • 1.生と死
  • 2.終末期に関する定義と概念
  • 3.全人的苦痛とは
  • 4.わが国における看取りを取り巻く状況
Ⅱ.終末期におけるチームケア
  • 1.チームケアとは
  • 2.チームケアの実際
  • 3.よりよいチームとなるために
Ⅲ.日常生活を支えるケア
  • 1.加齢に伴う変化
  • 2.コミュニケーション
  • 3.食を支えるケア
  • 4.口腔ケア
  • 5.排泄ケア
  • 6.褥瘡ケア
  • 7.終末期リハビリテーション
Ⅳ.身体症状とそのケア
  • 1.痛みの治療とケア
  • 2.呼吸困難の治療とケア
  • 3.消化器症状の治療とケア
  • 4.全身倦怠感の治療とケア
  • 5.浮腫の治療とケア
  • 6.せん妄への治療とケア
  • 7.不眠の治療とケア
  • 8.抑うつの治療とケア
Ⅴ.意思決定支援
  • 1.終末期の意思決定支援
  • 2.バッドニュースの伝え方
  • 3.終末期にまつわる倫理
  • 4.意思決定支援の実際
  • 5.意思決定支援で大切なこと
Ⅵ.家族ケア
Ⅶ.スピリチュアルケア
  • 1.スピリチュアルケアの成り立ち
  • 2.スピリチュアルペイン
  • 3.ケアのいとなみ
  • 4.ケアする人のケア
Ⅷ.グリーフケア
  • 1.グリーフとは
  • 2.悲嘆反応
  • 3.喪失と悲嘆の諸相
  • 4.悲しみへの配慮
  • 5.グリーフケアとしての遺族会
Ⅸ.看取り期のケア
  • 1.看取りケアの実際
  • 2.死亡確認と死亡診断書
  • 3.エンゼルケア
Ⅹ.終末期を取り巻く社会資源
  • 1.社会資源とは
  • 2.社会保障制度
  • 3.社会保険制度
  • 4.社会福祉法
  • 5.障害者福祉制度
  • 6.公的扶助
  • 7.終末期における介護保険・医療保険
  • 8.終末期を取り巻く現状と課題
Ⅺ.疾患別終末期ケア
  • 1.悪性腫瘍の終末期ケア
  • 2.認知症の終末期ケア
  • 3.脳血管障害の終末期ケア
  • 4.慢性閉塞性肺疾患の終末期ケア
  • 5.心不全の終末期ケア
  • 6.腎不全の終末期ケア
  • 7.神経難病の終末期ケア
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終末期ケア上級専門士
【公式テキスト】
目次

第1章
終末期ケアの多様性

Ⅰ.病院における終末期ケア

    市立芦屋病院薬剤部 部長

    岡本 禎晃

    国家公務員共済組合連合会 六甲病院 緩和ケア病棟 看護師長 緩和ケア認定看護師

    宮田 智恵子

Ⅱ.在宅における終末期ケア

    アイルすまいるクリニック がん看護専門看護師

    宮武 佳菜枝

    アイルすまいるクリニック 緩和ケア内科医

    中嶋 真一郎

    訪問看護ステーションわたぼうしwest がん看護専門看護師

    皆川 美穂

    医療法人社団林山朝日診療所 訪問看護ステーションわたぼうし 理学療法士

    山下 一彰

Ⅲ.日常生活を支えるケア

    東北文教大学短期大学部 人間福祉学科 学科長

    橋本 美香

Ⅳ.AYA世代がん患者へのケア

    地方独立行政法人大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター AYA世代病棟 看護師長

    泉谷 恵子

    AYA世代病棟 小児看護専門看護師

    市田 佳代

    緩和ケアセンター 緩和ケア認定看護師

    横井 夢律美

Ⅴ.小児ホスピス

    淀川キリスト教病院 統括副院長 小児科主任部長

    鍋谷 まこと

    淀川キリスト教病院 小児科副部長

    小西 恵理

Ⅵ.救急・集中治療部での終末期ケア

    ~救急・集中治療部の現状と課題~

    愛野記念病院救急認定看護師 N4副理事

    與賀 田洋

    済生会長崎病院 N4理事

    松本 勉

    ~救急・集中治療部における緩和ケア~

    しんじょう医院 緩和医療専門医

    新城 拓也

Ⅶ.周産期における看取りケア

    社会福祉法人頌栄会 認定こども園頌栄保育園 看護師・助産師

    堀川 絵美

第2章
他学問から学ぶケアの本質と組織マネジメント

1.死生学

    上智大学グリーフケア研究所客室所員 崇禅寺副住職

    西岡 秀爾

2.喪失学

    関西学院大学人間福祉学部人間科学科 教授

    坂口 幸弘

3.哲学

    熊本大学教育学部 准教授

    苫野 一徳

4.教育学

    熊本大学教育学部 准教授

    苫野 一徳

5.臨床心理学

    東京未来大学 こども心理学部 教授

    藤本 昌樹

6.行動経済学

    大阪大学人間科学研究科 准教授

    平井 啓

7.法学

    神戸中央法律事務所 弁護士

    藤原 孝洋

8.脳科学

    オフィスワンダリングマインド代表 脳科学者

    佐藤 洋平

9.経営学

    岡村税理士事務所所長 株式会社ミライズ代表取締役 税理士・経営品質協議会認定セルフアセッサー

    岡村 景明

10.デザイン学

    カワッタデザイン代表 グラフィックデザイナー

    河田 悠輝