「足を看る」が看護を変える ― フットケアから学ぶアセスメント力の重要性
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2月9日(月)~20日(金)学びLabo
【看護師・介護士のためのフットケア -第1回 基礎知識+第2回 フットケアにおけるリスクと浮腫ケア】
を開催しました。
講師紹介
皮膚・排泄ケア認定看護師 伊藤 麻紀 先生

“足を看る”ことの本当の意味に気づいた
参加者から多く寄せられたのは、「フットケアは単なる爪切りではない」という気づきでした。
足の変形や爪の異常、浮腫の背景には、全身状態や生活歴、疾患が隠れていることを改めて学んだという声が多数ありました。
“なぜこの状態になっているのかを観察する”という視点が、日々の看護実践に直結する学びとなったようです。
明日から実践できる具体的ケアとアセスメント
弾性ストッキングや包帯の選択、巻き爪の予防、浮腫の鑑別など、具体的な実践方法が「すぐに活かせる」と好評でした。特に浮腫に関しては、血栓や蜂窩織炎の鑑別、圧迫療法の重要性など、アセスメントの重要性を再認識する機会となりました。

感染対策とリスク管理への意識向上
グラインダー使用時の飛散対策や、フットケアに伴うリスク管理についても大きな学びがあったとの声が寄せられました。“患者・家族・チームへの説明と記録の重要性”を再確認し、安全に実践する意識が高まったとの感想が目立ちました。
継続できるケアを考える視点
終末期ケアにおいては、患者さんの価値観や経済状況、セルフケア能力も踏まえたケアの選択が求められます。『歩き続けられる足を守ることが、その人らしい生活を支えることにつながる』というメッセージは、多くの参加者の心に残りました。
終末期ケア専門士として求められるのは、症状だけを見るのではなく、生活・背景・全身状態を統合して判断する力です。今回のセミナーは、その実践力を高める学びの時間となりました。
日本終末期ケア協会では、終末期ケア専門士の学びを支える多彩な研修を開催しています。
ぜひ次の一歩として、専門性を高める学びに挑戦してみませんか。
【終末期ケア専門士】について

終末期ケアを継続して学ぶ場は決して多くありません。
これからは医療・介護・多分野で『最後まで生きる』を支援する取り組みが必要です。
時代によって変化していく終末期ケア。その中で、変わるものと変わらないもの。終末期ケアにこそ、継続した学びが不可欠です。
「終末期ケア専門士」は臨床ケアにおけるスペシャリストです。
エビデンスに基づいた終末期ケアを学び、全人的ケアの担い手として、臨床での活躍が期待される専門士を目指します。
終末期ケア、緩和ケアのスキルアップを考えている方は、ぜひ受験をご検討ください。