「『なんで自分ばっかり』『使えないなぁ』が蔓延する組織を解きほぐす」~あなたの職場を生きやすくするためのコツ~【学びLabo】

- 目次
2025年8月22日、学びLabo「『なんで自分ばっかり』『使えないなぁ』が蔓延する組織を解きほぐす」~あなたの職場を生きやすくするためのコツ~ を開催しました。

講師
おのみず株式会社 代表取締役社長
組織開発コンサルタント
勅使川原 真衣 先生
講義で組織開発コンサルタントである勅使川原先生をお迎えして組織のあり方、自分自身の人の捉え方についてお伝えしていただきました。
いろいろな人がいて当たり前であり、組織の中で人の強みを活用できるような組織作りについてどのような観点が大切かを考えることのできるセミナーとなりました。
前半の講義では

・能力主義とは何か
・「競争」ではなく「共創」に向けて
・関係論的能力主義
について講義していただきました。
後半の講義では

・包摂(インクルーシブ)に向けて
・企業や学校、家庭の存在意義
・「人を信じるとはどういうことか?」
について講義していただきました。
今回の講義のキーワードは「みんな未熟であること」です。有能、万能な人が社会をつくっているわけではなく、いろいろな味のある人が分業して社会が作られているということが、当たり前のようで理解できていない部分だと考えさせられました。
講義を振り返って
能力の高さが問われる社会で、本当に能力の高い人が良いのかを考えさせられるセミナーとなりました。組織のあり方について考えるとともに、自分自身が人を捉えるときの視点について学べる時間となりました。
受講生の皆さまの感想
Aさん
みんな、そのままでいい!ということですね。 手を抜く、とか、サボる以外は、全て認め合い受け入れるということだ、と解釈いたしました。 認められると前向きになり、それぞれがそれぞれの得意分野でベストを尽くす! みんなを生かせるように今の業務(環境)を柔軟に見直す! 明日からできることがたくさんあります。 ありがとうございました。
Bさん
能力=うつわの大きさ、いつか容量いっぱいになってしまう!がわかりやすかったです。 立場(経営者)が変わるとついつい資金繰りを心配してしまってしまいます。問題を分解して人と人らしく関われるように意識していこうと思いました。ありがとうございました。
Cさん
セミナーに参加して心が軽くなりました。自分自身が癒された気がしました。看護師不足であちこちと日によって職場拠点が変わることに嫌気がさしてきた時期でしたが、また自分らしく頑張ろうと思わせて貰えました。本当に有難うございました。
【終末期ケア専門士】について
終末期ケアを継続して学ぶ場は決して多くありません。
これからは医療・介護・多分野で『最後まで生きる』を支援する取り組みが必要です。
時代によって変化していく終末期ケア。その中で、変わるものと変わらないもの。終末期ケアにこそ、継続した学びが不可欠です。
「終末期ケア専門士」は臨床ケアにおけるスペシャリストです。
エビデンスに基づいた終末期ケアを学び、全人的ケアの担い手として、臨床での活躍が期待される専門士を目指します。
終末期ケア、緩和ケアのスキルアップを考えている方は、ぜひ受験をご検討ください。